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「The shadow of the wind」読了

毎日の通勤で一ヶ月かかって「The shadow of the wind」 のペーパーバック(506ページ)読み終わりました。19世紀ゴシックのサスペンス/スリラー、なかなかダークな感じでよかったです。どうもこの本には続編「The Angel's Game」があるらしく、次はそれも・・・・ その前にはKate Morton の「The Forgotten Garden」 へちょっと寄り道。 1913年、イギリスからオーストラリアに到着した船にまだ小さな女の子が乗っていた。保護者の姿はなく、少女は自分の名前すら思い出せなかった。「私が戻るまで他の人に見つからないように隠れていてね。必ず戻るから」と少女に言い残した女性とは何者なのか? オーストリアの港の職員が調べを尽くしても、少女の正体も、なぜ1人で船に乗ることになったのかも知れなかった。少女は職員に引き取られ、ネルという名前で人生を送ることになる。 いつしか職員夫妻を本当の親と思い、幸せに暮らすようになったネルが、21歳のこと。いつかは真実を告げなければならないと思った養父から、自分が本当の娘でないと聞かされたネルは自分の足下が崩れ去るのを感じるのだった。その日から明朗なネルは消え失せ、家族の絆は失われる。 時を経た1975年。ネルは自分の正体に結びつくきっかけを得て自分探しを始めるのだが、2005年に彼女の生涯が終わるまでに真実は究明できず、孫のカッサンドラは探索を続けるためにコーンウォールに向かうのだった。彼女がコーンウォールで知った真実とは?