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オンボード・グロープラグヒート製作(On-board glow plug heat circuit)②ハードウェア編

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簡単回路なので今回はエッチングせず、ユニバーサル基板で作ろうと思いますが、配線間違い防止のためにEAGLEで回路図とボード図を書いておきます。EAGLEはAUTODESKに買収され、現在のバージョンは9.0.0.  ボード図ではnetがまとめてみれたり、機能は充実。 ①LM7805による5V電源。推奨回路の通り、0.33uFと0.1uFのセラミックコンデンサを実装。元電源が出力電流の大きいLipoバッテリー、DC-DC基板上に220uFの電解コンデンサが載っていることから、特に安定化のための電解コンデンサーは付けません。 ②受信機からの信号読み取り回路(2SC1815)。受信機とは別バッテリーを想定して一旦トランジスタで受けます。 ③ステータス表示用LED(抵抗内臓タイプのため電流制限抵抗なし) ④DC-DCのFB制御用出力(ダイオード経由;ダイオードは1N4002使用)JP3/JP4の3番ピンをDC-DC基板のXL4005の2番ピンに接続します。 ⑤電源は2S,3S程度のLipoを想定してますが、DC-DCの入力電圧がMAX32, LM7805の入力電圧が35Vなので6SだってOKです。

オンボード・グロープラグヒート製作(On-board glow plug heat circuit)①構想編

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クラブメンバーからの依頼でTwinエンジン用オンボードプラグヒートを製作。日本でもあるメーカーが発売していて、それを使っていたらしいのだけど、使っていた製品が壊れ、製品はディスコンとのこと。ググってみたら、Hobbykingに Twin用のシステム があったのだけど、これもディスコン。 のちに シングルの物 ( $13.04) を二つ使うというのも見つけたけど・・・ メンバーからの要求仕様はシンプルで送信機のスイッチでヒートのオン・オフが出来れば良いとのことで、久々に手元にあったMicrochip PIC(12F675)を使って回路、プログラムを書いてみました。 グロープラグのヒートのためには1.2V~1.5V、4A程度が必要でMC34063+FETを使って回路を作っても良いのだけど、市販の安価で1.5V/5A出せるDC-DCコンバータ基板があったのでこれを2個使います。基板は XL4005 というチップを使用していて回路は以下のような感じ。市販の基盤はR2が10Kの多回転のポテンショになっていて、出力電圧を制御します。分圧した電圧(FBピン)が閾値の0.8Vを越えると、スイッチングが停止します。 このXL4005のFBピンにPICの出力をダイオードを経由して接続して、PICからの出力がON(5V)の場合は、スイッチングが停止するという仕組みです。 XL4005 DSN5000 Beyond LM2596 DC-DC adjustable step-down 5A power Supply module,5A Large current Large power