Home made PCBの備忘録

 自宅にてレーザープリンタ、Press 'n Peel、第二酸化鉄(エジンバラ液)でエッチング、ドリル開けする時の備忘録


①設計、デザイン(Autodesk EAGLE)

  • 人の作ったパーツは信じない。自分のライブラリにコピーする際にfootprintを確認
  • パーツはPADを大きくする。50~70mil (半田付けしやすいように)
  • HoleはいくつにしてもOK。最後にdrill-aid.ulpにて0.3mmの穴になるようにする。
  • これで、ドリルが安定して穴開けができる。(レイヤー 116 centerDrill)
  • druでトレース間を20milに設定
  • トレースは20~24くらい。DIPピン間を通すときは16mil。電源ラインは50milくらい。エッチングし易いように
  • 1/4W抵抗の大きさは0204/10が扱い易い。0204/7でも入るけどちょっとタイト
  • 手持ちのTHのセラコン(0.1μF、0.33μF)の幅は200mil

2024.02.12追記
 ・銅板のエッジが綺麗にマスクされるように"38 bTest"をつかって周りに長方形を置く。
 → 以下のクリアランス設定を使う。

2024.3.2 追記
  • ボトムレイヤーのシルクはトップで作成する。(tPlacce, tOrigin) brdファイルに貼り付けてからミラーで反転する。そうするとbPlace,bOriginになる。シンボルやデバイスの作成は不要でFootprintだけ作成する。 リンク
  • DRUにてCopper/Dimensionのクリアランスを0にして、RatsNestのポリゴンを大きくするとDimensionより大きいベタGNDができる。トナー転写の時に端までベタがつけられる。




②プリント

 ボトムはミラー反転なし。文字やロゴを入れて反転確認
 プリンタは2020/10にLBP-6040に新調 (HP4050お疲れ様)
 プリントは Press 'n Peelを使う。15年前のものだけどまだ40枚くらいある。



③転写

 アイリスオーヤマのラミネータで転写。最高温度で7回通す。


④エッチング

 エジンバラ液に挑戦 (レシピ)電子秤で重量%

内容物重さ重量パーセント
塩化第二鉄160g80%
無水クエン酸10g5%
30g15%
合計200g100%

⑤穴開け
 ・中古ドリルビット購入先 PCB-materials.com 
  0.7mm, 0.95mmを各100円/本で購入。ただし、在庫無しが多い。
 ・Aliexpressの新品がおすすめ。
 ・ヘッダーピンは0.95mm、それ以外は0.7mmでOK? 


自作ライブラリー作成(2024.1.16追記)

①パーツの仕様書をもとにFootprintを作成
②シンボルを作成
③デバイスを作成してFootprintとシンボルを結合




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